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放送番組審議会

Council for broadcast

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社団法人デジタルラジオ推進協会
第3回東京放送番組審議会 議事概要
1. 開催年月日 平成15年9月25日(水)
午後3時00分~午後5時00
2. 開催場所 デジタルラジオ推進協会東京事務所会議室
3. 出席委員 田尻嗣夫 委員長(東京国際大学教授)
加藤真代 副委員長(主婦連合会副会長)
杉山知之 委員 (デジタルハリウッド(株)代表取締役会長)
坪井節子 委員 (弁護士)
中川正雄 委員 (慶応大学教授)
弘兼憲史 委員 (漫画家)
福岡俊弘 委員 ((株)アスキー取締役週刊アスキー編集主幹)
 協会側出席者 亀渕昭信 理事長
近衛正通 東京運営委員会委員長
東海林通 専務理事兼東京事務所長
日比谷義男 東京編成委員会委員長
小高正行 東京事務所放送部長
今田亜津子 番組審議会事務局員
4. 議題 1)放送開始に向けて、協会の活動報告
2)「(東京地区)放送番組の編集に関する基本計画」(案)の審議
5. 審議内容
 10月10日の放送開始を目前にひかえたこの日までの協会の活動報告と今後の予定についての説明が協会側から行われた後、「(東京地区)放送番組の編集に関する基本計画」(案)について、出席委員による審議が行われた。
第1の議案である「放送開始に向けて、協会の活動報告」については、
委員から出された主な質問や意見および協会側説明は以下の通りである。

・ 放送エリアと出力は?既存のFM放送の出力は?
―――固定受信で国道16号線内、移動だともっと狭いと考えているが、電界測定の結果がまもなく出てくる。出力は800W。一方、現在のFM放送は10kW。
・ 10月からの放送では電子番組表(EPG)のサービスを行うか?
―――EPGについては、当面は実施しない。
・ 受信機については、放送を録っておいて後で聞く・・ということができるといいが。また、モバイルパソコン型など出てほしい。
―――受信機ハードの中に蓄積装置が積まれることはありうる。
ただ、著作権保護については留意しなくてはいけない。デジタルラジオでは、スクランブル放送まではできないが、コピー制御信号をつけて放送する。現在PCカード型受信機が開発されている。

第2の議案である、「放送番組の編集に関する基本計画」(案)審議については、協会側が、今回の案は、市販の受信機がないという変則的状況の中での「当面の」方針であることの説明を行った後、委員による審議が行われた。
以下、委員の主な質問や意見内容は次の通りである。

・ 音楽の音声放送はステレオ?4chは?
―――ステレオである。4chは考えていないが、デジタルラジオでは5.1chサラウンド放送が可能なので、今後のサービスとして挙がっている。
・ 教育と教養番組の比率が低い。最初が肝心だと思うので、気になる。
―――教育・教養と他のジャンルとの線引きも厳密ではないところがあるが、今回は、市販受信機が出ていないという中での暫定編成なので、次の編成にご意見を生かしていきたい。
・ 教育や教養番組は売れないという思い込みは過去のものだ。
高音質を生かした語学番組はニーズがある。特に、北の国々の語学の番組には高音質が必要ともいえる。
・ 今までの放送は、知りたい情報を聞き逃すとすぐ知ることが出来ない。補完放送に期待したい。広告が始まれば、ますます重要になってくるだろう。
・ 緊急時・災害時の対応はどうなっているか?
―――現在は、参加局のサイマル放送による対応を検討している。
・ 放送ジャンルの中にある「その他」とはどんな番組か?
―――今後、報道、教育、教養、娯楽、広告のどのジャンルにも属さない番組もありうると考え、いれてある。
・ 行政の広報番組などは「その他」に入るのではないか。
・ 「娯楽番組」の編集方針として書かれている内容が、他のジャンルの番組のそれと書き振りが違っている。他は・・・な番組を作る、・・・な編成にするなどとポジティブな言い方だが、娯楽番組だけ・・・しないようにする、というネガティブな書き方になっている。こちらも・・・な番組にする、といった書き方にすべきではないか。
―――ご意見のように修正したい。
・ 表現について、報道番組の編集方針に「国民の社会的関心を満足させるよう努める」とあるのは、「関心に応えるよう努める」でいいのではないか、また教養番組の編集方針にある「円満な人格、情緒を高める」という表現では、円満はいらないだろう。「人格、情緒を」で十分。
―――そのように修正したい。

以上の意見を受けて、委員長から、「娯楽番組」の編集方針の内容修正については事務局案を委員長一任で承認とさせていただきたい旨提案が行われ、委員の了承が得られた。また、基本計画の次の変更時などに改めて教育や教養ジャンルの比率の問題を議論する、という条件で、今回の「(東京地区)放送番組の編集に関する基本計画」(案)を承認したい、との委員長提案があり、了承された。
以上
【補記】
「(東京地区)放送番組の編集に関する基本計画」は、翌日9月26日に、事務局の修正案が田尻審議会委員長の承認を得て確定した。
社団法人デジタルラジオ推進協会
第3回大阪放送番組審議会 議事概要
1. 開催年月日 平成15年9月29日(月)
午前11時00分~午後1時00分
2. 開催場所 デジタルラジオ推進協会 大阪事務所会議室
3. 出席委員 丸野豊子 委員長
野村卓也 副委員長
河内厚郎 委員
かんべむさし委員
佐藤友美子 委員
西村光司 委員
 協会側出席者 柳瀬 璋 副理事長
田島 俊 大阪運営委員会副委員長
山本善一 大阪事務所長
岡本喆二 大阪事務所放送部長
4. 議題 1)「(大阪地区)放送番組の編集に関する基本計画」(案)の審議
2)放送開始に向けて、協会の活動報告
5. 審議内容
(大阪地区)放送番組の編集に関する基本計画」(案)の審議に続き第2回番組審議会開催以降この日までの協会活動報告と、10月10日放送開始後の協会予定についての説明が行われた。
以下、委員の主な質問、意見及び協会側説明は次の通りである。

・ デジタルラジオの特徴等を3分程度にまとめた、ダイジェスト番組があれば、視聴者に理解されやすいのでは。
―――5分程度のイベント用ビデオを制作中でこれを基にミニ番組を検討したい。

・ 広告収入についてどのように考えているか。
―――受信機の普及が必須。数万台規模で受信機が市販普及しないと営業収入にはつながらないと思う。
デジタルラジオの機能を発揮させたCMを、番組制作とは別にコンテンツ部会で検討したい。

・ データ等が保存出来、随時聴くことが出来れば便利だが。
―――そのような機能を搭載した受信機が開発されると思うが、著作権保護を考慮する必要がある。デジタルラジオでは、スクランブル放送までは出来ないが、コピー制御信号をつけて放送し著作権を遵守したい。

・ 視聴者ターゲットを若者だけでなく壮年にも広げ、健康・介護の番組を企画しては。
―――貴重なご意見で是非検討したい。

・ 放送開始時の編成が踏襲されるのですか。各チャンネルの特色を出すことが必要と思うが。
―――開局時は、受信機普及までの「フェーズ1」と位置づけての編成方針を立てている。しかし受信機が市場に出回ることが判明すれば、各チャンネルの特色を出した編成に切り替える。

・ 実用化試験放送の意味合いから、実験的な番組制作や編成をしては。
―――実用化試験放送の性格を生かすようチャレンジしていきたい。

以上の意見を受けたのち、事務局諮問の「(大阪地区)放送番組の編集に関する基本計画」は、出席の番組審議委員全員の同意ののち承認される。
以上
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