トップページ>DRPについて>放送番組審議会>第10回東京、大阪放送番組審議会 議事概要
Council for broadcast
冒頭、亀渕理事長の挨拶が行われた後、小川専務理事より、デジタルラジオの今後に向けての動きについて説明があり、その後田尻委員長の議事進行により会議を進めた。 第1の議題である「協会の活動報告と今後の予定」については、平成18年4月以降の主な協会の状況として、前回の審議会開催時点ではマルチプレックスジャパンという構想があり、本放送は(株)マルチプレックスジャパンで開始し、DRPとしては放送をしなくなりデジタルラジオの普及や調査等の役割で残ることになる予定であったが、その後「情報通信審議会」の中で改めて電波の使い方について審議されることになり、DRPは今後も実用化試験放送を続けて行くことになった。 また、総務省「情報通信審議会」の下に「VHF/UHF帯電波有効利用作業班」が7/14(第1回)より、今までに4回開催。その中間報告が電波有効利用方策委員会に提示されて現在検討中であることを近衛東京運営委員会委員長が報告した。 また、協会の今後の予定としては、増力の対応や受信機の発売にあわせて一般のユーザーを意識した放送を目指していく等の報告がされた。 この議題について、委員の質問は次のとおり。 ・ V-Lowを使うとスポラディックE層の問題があるが、FMラジオが使用していることもあって総務省としてはデジタルラジオの使用周波数はV-Lowでという考えでは? ―――国際的には1~3チャンネルが音声帯域ということなので、その帯域を放送チャンネルにという考えはある。また一方では、V-Lowではデジタルラジオとして帯域が足りないのではという委員の意見もある。DRPとしてはV-Highを要望しているが結論は、来年の「情報通信審議会」の一部答申の結果次第である。 ・ 外国電波による混信はどの辺りの国からか? ―――大陸からの電波、韓国、中国、ロシアなどで、日本で混信を受ける地域は、千葉や神戸が多い。 ・ 千葉の御宿付近は電波の過疎地でラジオもTVも殆ど受信出来ない。ケーブルで受信しているのが現状。上空の航空路が影響していると思う。 ―――2011年になっても電波の性質は変わらないので、受信機側での改善に期待したい。 第2の議題である「10月、11月の番組内容及び12月からの番組内容について」では、吉田東京編成・普及広報委員会委員長から、資料2)「06年10月東京番組表」に基づいて若干の変更ポイントの説明がされた。「10月東京番組表」は4月東京番組表と同じく放送事項別(報道・教育・教養・娯楽)で色分けしてある。 91chでは、月~金の14時台に新たに大阪制作の番組「大阪発 digital BAZAAR」をまた17時台に主婦の夕食の準備時間に合わせ「選べる今夜のおかず」という番組を4種類のレシピから選択できるように同時間4チャンネルで放送。 92ch~94chは音楽番組中心で変更なし。 95chは今まで伊藤忠商事が1社で運営していたが、10月からニッポン放送が98chから移動し2社で運営。 98chは、9801、9802、9803の3種類の番組を番組連動データや一部簡易動画付きで東京FMが担当。 12月からの番組内容は91chは今までと同じ。92ch~94chは音楽中心だが、現在放送時間等を検討中。95chは12月1日から、ニッポン放送と伊藤忠商事がそれぞれ2つの番組を同時に放送。98chは3つの番組(音楽番組を2つ、ニュース専用番組を1つ)を9時~21時で放送。 この議題に関する委員の主な質問や意見は次のとおり。 ・ 95chでニッポン放送の「あなたのミュージックボックス」という同じ番組がずっと並んでいるが、どういう意味なのか? ―――タイトルは同じだが番組の内容はすべて違う。リスナーが選曲したものを一時間にまとめたもの。 ・ パーソナリティーは代わるのか? ―――パーソナリティーは同じだが、曲目やデーマ等番組の内容が違う。 ・ 曲目などウェブでキープすることが出来るのか? ―――ニッポン放送の番組は、インターネット放送でも「mudigi」というチャンネルで放送しているがそれとほぼ同じ番組編成なので、ウェブ上でも視聴できる。 ・ 98chの「またたびアワー」も同様なのか? ―――この番組は3種類制作したものをローテーションを組んで放送しているが、12月からはすべて編成を変える予定である。 ・ ラジオをゆっくり聴ける人は、夜に多いと思うがもっと夜の時間帯の編成を充実して欲しい。 ―――機械設備の導入や監視体制の問題等があるが、今後は92chのように来春以降の大幅な放送時間の拡大や、放送内容の充実をしていく予定である。 第3の議題である「受信機の現状」については、松村放送・普及広報部長より実際に評価用受信機(ピクセラ製)2台と、12月上旬発売予定のauの携帯電話搭載の受信機2台を各委員に視聴してもらった。 この議題に関する委員の主な意見や質問は次の通り。 ・ 評価用受信機(ピクセラ製)の値段は? ―――1台15万円で、販売台数は100台ということです。 ・ auの携帯電話搭載受信機の値段は? ―――新規購入と機種変更では違うがおおよそ2万~3万円程度だと聞いている。 ・ ヘッドフォンで聴くと音の良さが判る。 ・ 早くデジタルラジオ単体の受信機を発売して欲しい。 ・ ワンセグのようにパソコンに接続するPCカード型の受信機もまもなく発売になると思う。 ・ コンピューターとラジオは相性が良いので災害情報の伝達に一番向いていると思う。 ・ ブックマークに曲名などを登録しておけば自動的に録音されるような端末が欲しい。 その他の質問や意見は次の通り。 ・ 今後聞けるラジオ局の数が50~60局位になってくると聞く側の要求も多様になってくるので、経験の豊富な人がDJの基本技術を身につければより多彩な番組が作れると思う。 ・ 団塊の世代のためのDJ養成講座などがあれば良いと思う。 ・ 最近は弁護士がDJをやっている番組もある。 ・ 女性のパーソナリティーがもっと出てきて欲しい。
第1の議題「協会の活動報告」については小田切放送部長から資料「デジタルラジオ推進協会の活動報告」を基に、前回番組審議会(3/28)以降のデジタルラジオ推進協会の主な活動報告が説明された。 主なイベントとしては、5/5~7のNHKイベント(BK1階ふれあい広場)、6/9~11のMBS「あれもこれもデジタル放送」(1階ロビー)、11/19のABC「ラジオまつり」(万博おまつり広場)、11/23のOBC「ラジオまつり」(大阪城公園太陽の広場)など。 NHKとMBSの会場で行ったアンケートでは、移動体で受信可能なものを望む声が多かった。 その他、メーカー・放送局向けラジオ受信機の発売状況や、「A&Vフェスタ」「CEATEC JAPAN2006」「民放大会」など東京イベントの開催状況を報告した。 第2の議題「デジタルラジオをめぐる状況について」に関しては田島運営委員長、豊田運営委員長代理から説明が行われた。 (田島運営委員長)VHF/UHF帯の利用計画を説明。VHFでは1~3chがロー帯、4~12chがハイ帯と呼ばれ、ハイ帯が放送用として最適とされる。デジタル化にあたり、テレビは2011年にUHF帯13~64chに移行する。この空いた周波数をどう使うかがテーマで、今回、電波有効利用方策委員会が情報通信審議会の元に置かれて、来年6月に向け中間答申の取りまとめを行っている。 VHF1~12chとUHF52~64chをどう使うか、総務省が希望を募ったところ37件の希望があった。デジタルラジオが4~12chのVHFハイ帯を取れるかが問題だが、少なくとも4~7、8chを取りたいと考える。 (豊田運営委員)電波有効利用について、今後のスケジュールを資料「VHF/UHF帯における電波の有効利用のための技術的条件」を参照に説明。現在、技術的な要望を整理している状態で、7月に作業班が出来、12月、第4回委員会で実現性の有無の振り分けを行い、来年6月にデジタルラジオの帯域がほぼ決定する。 第3の議題「12月からの新編成について」については小田切放送部長から説明された。 FM東京、FM大阪から10月末、3セグメント放送を早朝6時から深夜26時の放送を12月から行いたいとの要請があった。番組はダウンロード可能な放送や、ニュース専門のチャンネルを設け、20時間の1/3は生放送で、一日に数回、再放送を行う予定。 放送開始は、技術的に問題なければ12/1(金)から行う。 大阪では現行6時間の実用化試験放送を行っているが、放送時間が一挙に増えることになる。 第4の議題「デジタルラジオ対応携帯電話機試聴」については小田切放送部長が、各委員に機器を試聴していただきながら説明した。 第5の議題「大阪事務所報告」については板倉事務所長から説明がなされた。 DRPが新たな役割として請け負う地下街遮蔽空間不感対策事業について。公共性の高い地下街でワンセグやラジオを受信しやすくするもので「地下街遮蔽対策事業連絡協議会」という会が既に設置され、事業はスタートしている。東京では八重洲地下街と川崎地下街で開始。総務省から公平性・透明性を確保する観点から公益法人が請け負うことが望ましいとの要望があったためで、定款の変更も先日の理事会・総会で承認済み。 番組審議会委員の変更について。11/1付けで上村十三子氏が退任され、後任は大阪芸術大学非常勤講師の高梨欣也氏。
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